爆発・火災・その他災害
3038201 労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかった疑い
事件の概要
     AG労働局C監督署は、管内で機械器具設置工事業を営むX社とその代表取締役Yを、令和3年10月26日に同社工場内で労働者Wが被災した労働災害に関し、労働安全衛生法違反の疑いで、9月2日、TC検察庁F支部に書類送検した。

  本件は、Yが、前同日、ベルトコンベヤーを稼働させたまま、詰まった金属片を取り除いていたWが同コンベヤーに巻き込まれて右肘外側側副靱帯を損傷し、加療2か月程度を要する労働災害が発生したのに、所轄労働基準監督署に労働者死傷病報告書を遅滞なく提出しなかった疑い。
  なお、同報告書は、翌令和4年5月16日に提出された。
罪名・罰条
安衛法違反
同法第100条第1項(報告等)
労働安全衛生規則第97条第1項
同法第120条第5号(罰則)
同法第122条(両罰規定)